論理的に考えるということ

論理、思考、記憶についての考察と鍛え方というページをはてなブックマークで見つけて、関心のある分野だったので少し読んでみたんですが、最初の二つくらい読んでやめてしまった。
論理的に考えるということを論理的に解説するなら、まず「論理的であるということはどういうことなのか」「論理とは何か」、の定義から始めて欲しいな、と。特に、「客観的な論理」という言葉の使い方には個人的にちょっと違和感がありまして…。
論理っていうのは「考え方の筋道」であって、論理自体には「客観的」「主観的」といった区別はないと思います。考えていく上で「論理」という筋道にあてはめていく素材として「客観的な情報/知識/判断」「主観的な情報/知識/判断」がある、ということはありますが。

とりあえず論理についてよく知りたいなら、最近のロジカルシンキングがどうこういう本よりも、「考え方の論理」っていう非常にわかりやすく書かれた良書(だと個人的に思っている)があるので、そちらを一度読むことをお薦めします。個人的に。