考えるよりまず手を動かせ

木のいのち木のこころ―天・地・人

先日一緒に飲んだ人の影響で読み始めた本。宮大工のものの考え方とか修行法とか色々書かれてる。まだ読んでる途中ですが、もともと自分がやや「職人志向」であることもあいまって、これは久々に大きな影響を受けそうな本です。

この本のおかげで、最近知識を増やすことばかりに躍起になってて、ちっとも手が動いてなかったな、ということを思い知らされた気がする。
デザインにしてもプログラミングにしても、本を読むよりまず手を動かすほうが大事。デザイン理論にしたってプログラミングの手法にしたってそれって結局「誰かが手を動かしてるうちにこっちの方がベターだと思ったこと」が書いてあるのであって、理論や手法が先にあってそれに合わせて手を動かしたわけではない。
もちろん本を読んで知識を増やすことも大事なんだけど、知識ばかり増やしても手を動かさなきゃそれが「自分の技術」にならない。

もっとたくさん、貪欲に何かを作ろうと思う今日この頃。っていうか昔パソコンいじり始めた頃は、何もかも面白くてしょうがなくて、今よりもずっと色んなものを下手ながらも作ってたんだという事を思い出してちょっとorz。