便りのないのはよい便り?

中島らも氏の本を何とはなしに読んでいて、

「侠気ある男っていうのは、自分がピンチのときには友人の前に出たがらないものだ。自分が困っていることを悟られると、相手は頼まなくても自分を助けようとしてくる。迷惑がかかる。だから自分の調子のいいときはひんぱんに声をかけてくるが、困ったときには便りをよこさない。だから、そういうときはこちらから行ってあげないといけない」

という一節に、なるほどなぁ、と思った。
確かに自分もピンチの時はそういう行動取りそうだし(※自分にゃ侠気なんてもんはありませんが)
知人から連絡がないと放置しがちな自分ですが、これは気をつけたほうがいいのかも。身の回りに、ピンチの時にそういう気の使い方をしそうな人率が高いような気もするし…。