FlashPlayer10の新サウンドAPIの音のレイテンシについて

FlashPlayer10出ましたね。早くも海外では以前から有名なHobnox AudioToolがアップデートされて、完全Flash版(前は一部でJava使ってた)になりました。

で、それに関連してレイテンシ回りについてのこんなエントリが。

http://www.joeberkovitz.com/blog/2008/10/15/controlling-audio-latency-in-flash-10/
http://blog.andre-michelle.com/2008/fp10-soundapi-changes/

たとえば通常は書き込むサンプル数を2048とか少なくしておいて、できるだけレイテンシを下げてレスポンスをよくして、何か重い処理を走らせるときに限って8192にして、その時だけ安定性を上げて音が途切れないようにする、みたいなコントロールは必要になる機会もあると思います。

RC版ではそういったコントロールが問題なくできていたようなのですが、今回のリリース版だと、どうやら一旦8192サンプルとかにして音の遅れが大きくなると、その後書き込むサンプル数を変えても、遅れは戻らなくなってしまうそうで。

というわけでサンプル数変更によるレイテンシのコントロールが事実上できなくなってしまっているようです。ちなみにアナウンスもなく急に変更になってたみたいで、Andreさんは憤慨中のご様子。

イベント名の件もそうなんですが、変更するならすると何かしらアナウンス的なもの欲しいなー>Adobeの中の人


#なんか別方面の事が面白いことになっててそっちに気を取られてるせいでなかなか音方面いじってる時間がとりづらいので、検証はまた今度…。