ネット時代のミュージシャンが気持ちよく音楽やるためにあったらよさそうなもの

突然こんなこと書いてもアレだけどさ。DRMがどうしたとかJASRACがどうしたとか言ってるのもアレだしさ。とりあえず音楽に関わる人が演る人録る人聞く人使う人みんなシアワセになる仕組みをみんなでさっさと考えたほうが生産的だろうとかも思うわけで。

音楽バカだった時代もあるから、自分がミュージシャンだったと仮定して欲しいなぁと思うもの。

  • これは自分が作ったものだ、ということを明快に証明・保証できる仕組み
  • 手数料等が限りなくゼロに近い、数百円とかいった規模でも気楽にやりとりできる決済や送金の仕組み
  • ミュージシャンが自由に開設でき、コストのあまりかからない上記送金システムの受け付け口座
  • ネット上に転がってる音楽ファイルの情報を取りまとめられる仕組み

一つ目は「自分が作ったのに誰か別のヤツに「これはオレが作った」とか偽って言われるの嫌だろうな」ということで。多分これが一番難しい。デジタルデータなんてちょっと改変するとかカンタンだし。二つ目三つめは「聞いた後に自分なりの評価」ってことで小銭提供とかできてもいいし、自分で音楽配信しといてその対価受け取るのに使えそうだし、みたいな。四つめはまあどんなにいいものでも「知られなければ存在しないに同じ」ってことで。

あとはミュージシャン自身が「これ欲しいなー」っていうウィッシュリスト掲げといてファンがミュージシャンを助けられる仕組みがあったりとか、玉石混交な中でいいもの探すの大変だから何らかの評価とかできる仕組みとかあってもいいかとか。

まあ何だかんだでやっぱり自分は「寄付」に近い金銭の授受に基づく音楽の流通(?)みたいなものをまだ夢想し続けているんだなぁ、と。

どっかの金持ちがあるミュージシャンに寄付してミュージシャンはそれで生活しながらいい音楽作って世間に無料配布とかしたって別にいいんだしさ、とりあえず何か色々な「あり方」を許容できる「仕組み」が欲しいよなぁ、と。せっかくネットもあることだし。