機械の歌声

そいえばsupercellだいぶ売れてるみたいですね。その辺についてはまたいずれ何か書いてみようと思うのですが。それはそれとして今日ふとtwitter経由で見かけたこれ

http://anond.hatelabo.jp/20090308152436

いやー面白い

俺ははっきり言うが、もっと人間が本気で歌ってるCDを買うべきなんだよ。じゃないとおかしい。プロの歌手が毎日どれだけ苦労してるか知ってるか? ボイトレ、筋トレ、喉や体調の管理、食事管理、書けばきりがない。大好きな酒、タバコも我慢して頑張ってる人もたくさんいるし、サラリーマンみたく安定した職じゃないから毎日不安と戦ってる。そういう方が心を込めて歌ってるCDを買わずに、機械の声を買う。ほんと死にたくなるね。どうしてあの機械の声を買うかね。わからない。世の中不思議だらけだ。

俺ははっきり言うが、もっとVOCALOIDを本気で歌わせてるCD買うべきなんだよ。じゃないとおかしい。ボカロP(制作者)が毎日どれだけ苦労してるか知ってるか? 楽器の練習、地道な打ち込み、ミキシングやマスタリングの勉強…書けばきりがない。大好きな酒、タバコ買うのを我慢して高い音楽ソフトや機材買って頑張ってる人もたくさんいるし、手間をかけて曲をうpしても必ず評価されるわけじゃないし時にはボロクソに言われることもあって、うpする度に不安と戦ってる。そういう制作者が心をこめて制作した音楽のCDを買わずに、普通のCDを買う。ほんと死にたくなるね。どうしてボカロ曲を聴かないかね。わからない。世の中不思議だらけだ。

…というのは冗談ですけれども。
この文脈だと、打ち込みでドラムトラックとかピアノトラック作ったら「ドラマーがどれだけ…」とか「ピアニストがどれだけ…」みたいな話になるわけですし。
VOCALOIDは機械(というかソフトウェアによる合成ですが)かもしれないけど、それを使って音楽を作ってるのは紛れもない人間ですし。
好き嫌いはあるものだし仕方ないと思いますが、何事もやはり食わず嫌いはもったいないと思いますほんと。