普段接する情報メディアの特性と音楽の隆盛

図書館で借りてきた「ポピュラー音楽は誰が作るのか」っていう本読んでて「ラジオによって曲が広まった」とかいう昔の事例見てふと思ったんですが。普段接してるメディアの特性と音楽の隆盛の相関、みたいのを分析してみたら面白そう。

昔の主要な情報源って、「ラジオ」「テレビ」「新聞・雑誌」だったと思うのですが、「ラジオ」はまさしく音声によるメディアだし、テレビも音声がある程度のウェイトを占める。どこかしらに必ず音楽入ってたし、ラジオの場合なんか、音楽こそが主要なコンテンツのひとつだったりした。ので、音楽というものの伝播役としては最適だったんじゃないかという気がする。

一方で現在主流になっている?情報メディアは「テレビ」「インターネット」「ケータイ」で、テレビはともかく、後者二つは音がなくても成立するもの。ネット上で音楽も流通はしてるけど、それに触れようとしたら、どこかに自分から取りに行かないといけない。

って事を考えると、いかに今音楽の流行を作るのが難しいか、みたいな事もなんとなく見えてくるような気もするし、動画サイトとかアニメとかが音楽の流行の一部を作ったりする流れも、なんとなーく腑に落ちる気はする、かも。